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祝! 「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録勧告 [ひとりごと]

5/13(月)の深夜、「月曜から夜ふかし」を見ていたらテロップが流れて、百舌鳥・古市古墳群を、ユネスコの諮問機関が世界文化遺産に登録するよう勧告したとのこと。これでほぼ登録は確実なのだそうです。
私の感想は「お~~~、ようやくここまできたか・・・・」ということでした。何度も何度も「浮かんでは消え」の繰り返しでしたからね。関係者の努力も結構間近で見たりしていましたから、ちょっとした感激もあります。

私のブログをお読みの方は、私が大阪の南河内で生まれ育ち、今もそこに住んでいるということはご承知のはず。そんな場所が令和早々の日本におめでたいニュースとして流れ、おそらくは今年のニュースの大きな部分を占めるであろうことはなかなかに嬉しいことであります。

過去のブログで藤井寺市の古墳巡りをしたことや仁徳天皇陵を散策したことを紹介しましたが、これを機会にそれらも含めてあらためて勉強していきたいと思います。
https://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2018-05-05
https://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2018-06-06
仁徳天皇陵.jpg
[右斜め上] 仁徳天皇陵と履中天皇陵(百舌鳥古墳群)

皆さまのご希望があれば古市古墳群ツアーを企画するかも(笑) もちろん美味しいラーメン付きで[るんるん]

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その2.UFOラインを走る [令和元年GWの四国~UFOライン]

久しぶりの四国です。私がブログを始めたころに書いた祖谷温泉以来。
そんなご無沙汰の四国に私の足を四国に運ばせたのは、昨年の夏にTVで放送されていたトヨタ自動車のカローラ・スポーツのCMです。俳優の菅田将暉さんと中条あやみさんがTHE BOOMの「風になりたい」を歌いながら稜線の一本道をドライブしていた、あのCM。ご記憶の方も多いと思います。

0-3.CM-1.PNG
0-4.CM-2.PNG
初めてCMを見た瞬間、
「何という気持ちのよさそうな道だろう[ぴかぴか(新しい)] ここを走ったら天空を滑走するような、そんな気持ちだろうな~[るんるん]」と私はいっぺんに気に入りました。これは是非とも行ってみたい。あの山の道を自分のクルマで駆け抜けてみたい・・・・と強く感じたことを鮮明に記憶しています。

「しかし・・・・そもそも私が行ける場所なのか? あれは一体どこだ[exclamation&question] 日本ではなさそうだけど・・・・」
とネットで検索しましたところ、簡単にヒットしました。CMについてはこのサイトが一番いいかな?

https://media-summary.com/cm/toyota_corollasport_201806/
そこは高知県吾川郡いの町町道瓶ケ森線(瓶ヶ森林道)、通称:UFOライン。またの名を「雄峰ライン」。

地図で示すとこの道です。これはUFOラインと、それに接続する石鎚スカイラインも含めてのルート。
0-1.四国.PNG
0-2.UFOライン~石鎚スカイライン.PNG

なお、UFOラインについてはこのサイトが一番わかりやすいと思います。
https://dokoiku-media.jp/news/369
思わず拳を握りしめましたよ[パンチ] じゅうぶん行ける距離ではないですか、これなら日帰りも可能だ[exclamation×2]

ちなみに同じカローラスポーツのCMでも、今年(2019年)は長崎県平戸市の生月島というところだそうで、さすがにここは遠いですね。よほど気合を入れないと無理です、残念ながら[もうやだ~(悲しい顔)]
https://c63amg-young.com/2019/01/29/corolla-sports_2019cm_place/

というわけで、その道を走るべく四国は愛媛県西条市にたどり着いた私。

瀬戸大橋を渡り、松山自動車道をいよ西条ICで降りて「うちぬき」で水を汲んだ後(前回まで)、R11から左折してR194に走路を取り、寒風山トンネル(無料で通れる一般道路のトンネルとしては日本最長の5,432m)を通って、まずは一旦、道の駅 木の香を目指します。UFOラインに入るにはこのトンネルを抜けてすぐ左折すればいいのですが、これから延々と走る九十九折りの道のために一息入れておこうと、あえて行き過ぎて道の駅へ。
寒風山トンネルの手前には距離表示の案内板。
1.寒風山トンネル手前.jpg
道の駅でしばしの休息の後、いよいよUFOライン=瓶ヶ森林道へGO[exclamation][車(RV)]
トンネル手前から瓶ヶ森林道に入ってすぐの表示。そういえば、「UFOライン」と書かれた表示をこの後見ることはなく、後にも先にもこれのみでした。
2.入ってすぐの案内板。でもここでしか見なかった.jpg
言葉通りの九十九折り、地図で見ると折り畳まれたような線形、急カーブの連続する道を右に左にステアリングを切り返しながら少しずつ高度を上げてゆく。道幅は1~1.5車線と狭いため対向車が来れば慎重にすれ違わざるを得ず、時間もかかります。それでも核心部にはだんだん近づいているわけで、こちらとしてはとにかく安全運転。事故が起こったら悲惨な目に遭うのは必定の深い山の中の道を延々と走り続ける。

3.1~1.5車線.jpg
それにしても山の稜線が白く見えるのは何でだろう? そういう木が生えているんだろうか? まさか雪ではないわな、この時期に。
4.山の上が白い.jpg
しばらく走ると寒風茶屋に到着。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。ここで標高約1,060m。
ここは付近の山の登山口にもなっており、登山を楽しむ人のクルマで駐車枠はほぼ満杯でした。もっとも人はおらず、クルマばかりでしたが。
5.寒風茶屋前_標高約1060m.jpg
その後、道路の脇には滝が流れていたり、
[右斜め下] 写真を縦にしたのに横になってしまう・・・・[ふらふら] 左に反転してご覧くださいませ)

6.道路脇の滝.jpg
山の景色は気持ちよく、
7.山、あくまで深く.jpg

素掘りの隧道(「トンネル」というより日本語の「隧道(ずいどう)」の方が感覚として馴染む)なんかも出現。連続する隧道の向こうにライダーさんの姿も見受けられます。そういえばこの日はライダーさんの姿もよく見掛けました。当然ですね、この天気で連休で、これから素晴らしい風景が待ち受けているんですもん[るんるん]
8.素掘りの隧道.jpg
9.連続する隧道、向こうにライダー.jpg
山の斜面を切り開いて作られた道には落石と思われる拳大の石や折れた枝が散見され、4月半ばに開通した際にある程度整備はされたのでしょうけれど、道の在る場所の山深さを改めて思い起こさせてくれます。

そろそろ核心部が近づいてきたようです。外気は2℃。スキー場並みの気温・・・・[がく~(落胆した顔)]10.随分山奥.jpg

稜線が目線にかなり近づいて・・・・
11.核心部は近い.jpg

・・・・
12.来たぞ~!.jpg
見えた! あそこだ
13.見えた! この時気温2℃.jpg

[右斜め下] これが今回のベストショットでしょう。すごい[ぴかぴか(新しい)] 本当に天空へ続いているようだ。
14.これがベストショット.jpg

クルマを停めて稜線とは逆側の写真を撮ってみました[カメラ]
山の上は白く、そして深い。この画像の中に人工のものは何ひとつ見ることができないように思える。
15.やはり山の上は白い.jpg
16.山の深さがわかる?.jpg
似たようなアングルですがもう一枚。
17.似たようなものをもう1枚.jpg
実際にクルマを走らせながらの(ほぼ)連続ショット。時刻:午前11時34分、外気温:0℃、そして標高は約1,600m。参考までに大阪府の最高峰は金剛山の1,125m、そして四国最高峰はこの近くの石鎚山1,982m。

ピークの片側だけが白いのはなんか異様な感じがしますが、その理由は後ほど。
18.スカイライン(1).jpg
19.スカイライン(2)気温0℃.jpg
20.スカイライン(3)標高約1560m.jpg
21.スカイライン(4)午前11時34分.jpg
なんという気持ちのいい道でしょう[るんるん]
22.なんという気持ちよさ.jpg
23.いい気持ちだ.jpg
見通しの悪いヘアピンカーブには特に気を付けて、
24.ヘアピンカーブは気を付けて.jpg
安全運転で行きましょう。25.とにかく安全運転.jpg

そうそう、道が狭いのですれ違いには特に気を付けましたが、それでもどちらかが下がらざるを得ないシチュエーションは当然発生する。相手側がバックしてくれた時、私はすれ違いざまに窓を下げて「ありがとうございます」と声を掛けるようにしました。単に手を挙げるだけでもよかったのかもしれませんが、わざわざ下がってくれる相手にはもっと謝意を表したかったので。言われてキョトンとする人もいましたし、ニコッと微笑んで合図を返してくれる人も(^^)

途中にあった記念碑をパチリ[カメラ]

26.途中の記念碑.jpg

さて。ここで山の一部が白かった理由です。
山が白く見えたのは木が白かったから。そして木が白かった理由は・・・・
27.山が白いのは.jpg
28.木が白いから.jpg
29.これだった.jpg
30.まさかと思った.jpg
31.4月27日の、“樹氷”.jpg
“樹氷”でした。

外気温は氷点下だし道路脇にはこれですもん [右斜め下]
32..道路脇にこれだもん.jpg
寒いわけですわ[ふらふら]
そりゃ前年の11月からつい最近の4月中旬までほぼ半年にわたって通行止めだった道ですからね、ある意味当然かもしれない。
ここだけを切り取れば真冬の光景。四国で、これで4月下旬の光景です。
33.そりゃあ寒いわけだわ.jpg
34.人も歩く寒い道.jpg
あとは徐々に標高を下げていって石鎚スカイラインに接続、石鎚スカイラインは2車線の快適なドライブルートでした。
さて、では宿泊地である松山に向かって走るか~[車(RV)] 松山まではあとふた頑張り、といったところ。
まずはその前に昼飯としましょう。目指すはこの食堂ではなくもっと麓のうどん屋さんだけどね[るんるん]
35.石鎚スカイラインの終点「土小屋」.jpg
36.石鎚スカイラインは2車線の快適なドライブルート.jpg

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その1.瀬戸大橋から伊予西条へ [令和元年GWの四国~UFOライン]

平成から令和に代わる10連休、皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか。
私はそのアタマに四国は松山に行ってきました。もっとも目的地は松山ではなく違うところだったのですが、それはまた次回に。

当日朝、高速道路の渋滞とその後の松山での予定を考えて朝4:40に自宅を出発[車(RV)]
近畿自動車道~中国自動車道~山陽自動車道とクルマは西に。
それにしても、朝5時台なのにいやにクルマが多い。普段なら走っているクルマも稀なくらいの時間帯なのに、さすが連休初日の高速道路です。これなら数時間後には間違いなく渋滞が発生することでしょう。

で、家で食べなかった朝食をとろうと山陽自動車道に入ってすぐの淡河(おうご)PAに寄ったところ、満車。次の三木SAも同じく停めるところが見当たらない・・・・。朝5時半過ぎですよ。何じゃこりゃ、信じられん・・・・[がく~(落胆した顔)]と、しかしクルマのナンバープレートを見て、ある意味納得しました。
品川、練馬、多摩、足立、千葉、野田、習志野、袖ケ浦、大宮、熊谷、所沢、横浜、川崎、湘南、相模、水戸、高崎、群馬、山梨、富士山、長野、松本、宇都宮・・・・まるで関東のナンバーの見本市。時刻を考えると、皆さん前日の夜に仕事を終えてから関東を発し、夜通しで走ってこられたのでしょう。大阪の都市圏を過ぎてちょうどいいPAやSAがこの辺りに当たるわけですね。まして淡河PAにはシャワールームも完備され、大きめの休憩には絶好のロケーション。
結局その次の権現湖PAでやっと車を停めることができました。

大阪から四国へクルマで行くには、フェリーを除けば、東から①神戸淡路鳴門自動車道 ②瀬戸中央自動車道 ③しまなみ海道の3通りがあります。この中から私は瀬戸大橋の瀬戸中央自動車道を選択。
1.瀬戸大橋を走る(1).jpg
2.瀬戸大橋を走る(2).jpg  

途中、与島PAで休憩。このPAは瀬戸大橋を楽しめる重要なポイント。ここにクルマを停める人も多いようで、駐車場も結構な数のクルマが停まっていました。やはり関東のクルマのナンバーは目立っていましたが。
瀬戸大橋に使われているケーブルのレプリカ(そのものかも?)。直径1mはある?
3.瀬戸大橋のケーブル(与島PAにて).jpg

それにしても絶景。もはや「芸術作品」といっても過言ではない。
4.もはや作品ともいうべき建造物.jpg
5.ちょうどこれ?.jpg
6.はるか四国を望む.jpg

電車も走る下の階はその名も「瀬戸大橋線」。
7.電車も走る.jpg

さあ行きましょう。四国は近い。
8.四国へ.jpg

第一の目的地、西条市総合福祉センターの駐車場です。場所はピンポイントで【ココ】(←クリックどうぞ)
9.西条市総合福祉センター.jpg

ここにあるのは「うちぬき」(←クリックどうぞ)と呼ばれる西条市の水汲み場。
西条市には至る所で水が湧き出し、市民ののどを潤しているとのこと。少しの手間で美味しい水が好きなだけ飲めるなんて、羨ましい限りですね。

その水汲み場。
10.水汲み場です.jpg

先着のご夫婦は、なんと2リットルのペットボトル100本以上を汲んでおられる最中でした。聞けば、口に入れる水はすべてここで汲んでいるとのこと。
11.2リットルペットボトル100本オーバー.jpg

足湯ならぬ「足水」も設置してありました。夏場なんか最高に気持ちいいでしょうね[かわいい]
12.足湯ならぬ「足水」.jpg

私はここで2リットルのペットボトル4本に水を汲みました。

さあ、これから今回の旅の目的地、UFOラインに行くぞ~[exclamation×2]

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その5.和倉温泉 あえの風に泊まる [2019年2月の北陸旅行]

ゴールデンウィークももうすぐ終わろうかというこの時期に2月の旅行記なんて時期遅れも甚だしいですが、ご勘弁をm(_ _)m

さて、
観光列車で行った穴水からほとんどとんぼ返りで和倉温泉駅に戻ってきた私たち、予約しておいたマイクロバスが迎えに来てくれていました。

1.お迎えのバスで行く.jpg
2泊目の宿は、和倉温泉、あえの風(←クリックどうぞ)という大きな旅館。
あえの風は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で総合1位(“第44回”、とのことですが)になったとやらで有名な加賀屋https://www.kagaya.co.jp/)の姉妹館で、“もらい湯”にも行けるとのこと[いい気分(温泉)] 送迎バスも共同運行になっており、あえの風の後に加賀屋に行くというパターン。
実はこの後、まだ明るいうちに加賀屋にもらい湯に行ったのですが、玄関を出るとちょうど送迎バスが来てお客さんを降ろしているところで、うまい具合にそれに便乗して加賀屋に行くことができました。ラッキ~[るんるん] 
あえの風の外観。これは加賀屋からぶらぶらと歩いて戻ってきたときの画像。ですので夕暮れがかなり迫ってきています。月も見えている[夜]
2.宿はあえの風(夕刻の画像).jpg
ロビーは豪奢な感じでした。この中央のシャンデリア下のドルチェコーナーではソフトドリンクが飲み放題で茶菓子も同様(22時まで)。太っ腹なもんです。といいたいところですが、そもそもの宿泊費がいいお値段ですからね、これくらいはどうってことないのでしょう。
3.豪奢なロビー.jpg
[右斜め上] こういう、四方(三方)から中央の「丸いもの」に到達するという構造を見ると、どうしても『スターウォーズ』のデス・スターを想像してしまう単純な私(^^;

地下1階はお土産物コーナーになっていました。この時間帯はまだ準備中。

それにしても、多種多様なお菓子等のお土産類は大丈夫なんでしょうか。結構な量が売れ残り、賞味期限までの一定期間を切ってメーカーに返品され、やがて廃棄の憂き目にあうのでしょうか。私が気にすることではないのかもしれませんが、山積みにされたお菓子、食品類を目にするにあたって、そんなことに思いを致した次第。
4.B1にはお土産もの.jpg
お部屋は西館の8階。逆光ですみません。
5.逆光すみません.jpg
キャリーバッグに荷物を詰めて持って行ったのですが、さすがというか当たり前というか、ちゃんと専用の敷物(防水)が用意されており、案内の仲居さんはそれを敷いて荷物を置いてくれていましたね。(上の画像の左端) 二十歳くらいのお若いお嬢さん、重いのにご苦労さまです。

部屋には床の間があり、

6.床の間.jpg
縁側(?)の大きな窓からは、
7.窓からは.jpg
七尾西湾が一望。彼方にはツインブリッジが見えます。海沿いに建つホテルですから完全オーシャンビュー[exclamation×2]
8.オーシャンビュー!.jpg
まあこんな素晴らしいロケーションですからね。景色も料金のうちということでしょう。
あえの風はこんな場所に建っています。
あえの風 場所.JPG
あえの風 場所(2).JPG 


さて、ホテルに着いて一服してから、さっそく加賀屋にもらい湯に行きました。20時を過ぎれば宿からシャトルバスが運行しており、それに乗れば楽だということはわかっていましたが、仲居さんに尋ねたら昼間に行ってもOKとの回答だったのと、「明るいうちに行った方が絶対にいいよ」という妻の言葉に「それもそうか」と考えを改め、早めに行くことにした次第。
前述したとおりうまく送迎バスに便乗して着いた加賀屋のフロントは、団体客やら個人客やらのお客さんでごったがえしていました。たしか16時過ぎくらいでしたので、最も混雑するタイミングだったのでしょう。芋の子を洗うような、というとちょっと言い過ぎですが、実際それに近いものがあり、いいのか悪いのか、結局誰に誰何されることもなくフツーに入浴できました。このタイミングを狙えばきっと、ただの通りすがりの人でも加賀屋のお風呂に入れるに違いない。洗いタオルもバスタオルも備え付けだし。もっとも、決してお薦めはしませんが。
9.もらい湯に行った「加賀屋」.jpg
いや、加賀屋はとにかく巨大な旅館で、私は4年前に訪れた登別温泉の第一滝本館、
・私のブログ→https://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2015-01-20
・宿のHP→https://takimotokan.co.jp/ja/
それに南紀勝浦のホテル浦島(http://www.hotelurashima.co.jp/)を連想しました。この2宿に共通するキーワードは『巨大』。宿そのものがまるで街のごとき規模を持っていることです。この2館に劣らず、加賀屋も大きかった。大体、風呂がどこにあるかわからん、半分迷子になりつつようやく発見して入浴できたときはホッとしましたね。でも・・・・これはあえの風でも感じたことですが、宿泊できる人数に比してお風呂の規模がちょっと小さいのではないか、と感じました。まあ常識的に宿泊客が一斉にお風呂に行くことはないと思われますが、例えば夕食前の17時頃なんて結構集中しそうな感じです。そんなとき、この規模で大丈夫?という危惧は持ちました。
10.はじめは迷子になりかけた.jpg

さて、あえの風に戻ります。夕食はショー付きのものでした。予約したタイミングが早かったのか、ステージにかぶりつきの席。その近さが一発でわかる画像です。
12.舞台のすぐ近く.jpg
ホントは、ステージを見下ろす個室がよかったんですが、余分にかかる個室料をケチったばかりに・・・・(苦笑)
はじめに並んでいたもの。
お品書きはA4サイズの4つ折りになっており、字も大きく、使われている材料も詳しく書かれており、立派なものでした。
コースの名前は能登の彩菜
中央、写真は小さいですが栄螺のいしる煮と金時草ひとくち寿司。
11.はじめに並んでいたもの.jpg
ずわい蟹。この時期この地域には外せない定番アイテム。
13.カニ(酢).jpg
七尾産 海鼠の茶ぶり霙(みぞれ)和え 能登むすめ大根。
この「能登むすめ大根」は能登産の紫色の大根だそうです。
14.もずく酢?.jpg
河豚の2種盛り(河豚白づくり 柚子風味および焼き河豚 梅水晶和え)。


15.ふぐの何か-1.jpg
16.ふぐの何か-2.jpg
お刺身の盛り合わせ。さすがに新鮮、前夜の居酒屋でもそうでしたが、ブリがうまうま[るんるん] やっぱり季節は大事です。
18.さすがの新鮮さ.jpg
これは食べる醤油。カリカリサクサクの食感。でも味はやっぱりちゃんと醤油。
19.醤油のカタイの.jpg
こだわり源泉豆腐鍋。この料理は宿の名物とのことでしたが、食べるタイミングを逸してしまい、いただいた時にはちょっと固かった[もうやだ~(悲しい顔)] ・・・・だめですね、うまいもんはうまいときに食べないと。
20.jpg

このあたりでショーがスタート。ステージに近いだけあって太鼓は大迫力。ちとうるさかったのは、まあ仕方ない。
21.ショーが始まった.jpg
22.太鼓はうるさいくらい.jpg
23.ど迫力.jpg
24.気合入ってました.jpg

ショーも終わって食事も終盤戦。
これは岩海苔たっぷりの鰤大根。もちろん残しておいてご飯のおかずにしました。
25.鰤大根.jpg
この牛肉の陶板焼きと一緒にね。野菜の下に隠れていますが、味噌味のお肉はうまうまでした[ぴかぴか(新しい)] お肉と味噌、この二つがそろってご飯が進まないわけがない、日本最強の完璧なコラボレーション[るんるん]
26.何か肉.jpg
冷酒はちょっと多かった[ふらふら]
27.今ごろ冷酒.jpg
能登産コシヒカリのご飯はとてもおいしく、蜆とナメコの赤出汁も相まって本当にうまうま。コメ好きの私は2杯半も食べてしまいました(^^;
28.コメは美味かった。能登のコシヒカリ.jpg
デザートはきな粉プリン能登ミルク餡かけ。
最後まで美味しく頂きました。ごちそうさまでした。
29.デザートは.jpg


部屋に戻ると布団が敷かれていて、一服した後また入浴してゴロン[眠い(睡眠)]
30.戻ると布団.jpg


朝食はバイキング。今回は帰りのサンダーバードの時間があったので、恒例の妻のNHK朝ドラ前に『まんぷく』になりました(笑)

私の食べたもの、1巡目。これがウォーミングアップで
31.朝の第1発目.jpg
こっちがメイン。
32.食べ過ぎ・・・・.jpg
食べ過ぎです、完全に。
昼食時をまたいだサンダーバードで駅弁を食べることもなく、14時過ぎに大阪駅に着いても全然お腹は空いてなかったです。

送迎バスに乗って着いた和倉温泉駅は、他の旅館に泊まった人たちも集中し、
33.人が多い和倉温泉駅.jpg
サンダーバードの自由席券を求める乗客でえらいことになっていました。
34.自由席券を求める客でごったがえしてました.jpg
へへへへ・・・・、ウチは余裕~[るんるん] 帰りももちろん、ぐ・り・ぃ・~・ん[かわいい] 1日1本の和倉温泉~大阪直通のサンダーバードに乗り、およそ4時間弱の列車旅です。
38.SB.jpg
35.ウチは一応余裕.jpg
また来ることはあるかしら。
36.また来ることはあるかな~.jpg
などと物思いに耽りつつ、そして琵琶湖を望みつつ。ここまでくれば大阪まではあと少し。37.琵琶湖を眺めつつ帰阪.jpg

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その4.堪能、北陸グルメ・後編 [2019年2月の北陸旅行]

食べた順序でいうと、前回のもりもり寿司が1番目(1日目昼)、富山ブラックは3番目(1日目夜-2)でした。
今回は2番目の、富山駅近くでの居酒屋(1日目夜-1)と、4番目の翌朝のホテルの無料バイキング(2日目朝。こちらはちょっとだけ)。面倒くさくて大変申し訳ないのですが、撮った写真の枚数のバランスで、あえてこんな変則的な方法をとりました。
で、富山の夜です。行ったのは、雨が残る富山駅近の居酒屋だい人さん、「だいと」と読みます。ホテルから徒歩5分くらいのちょうどいい距離。
16.夜は富山の居酒屋・だい人さん.JPG
禁煙席はカウンターだけということでしたので、そこを予約しての訪問となりました。
17.禁煙のカウンターを予約.JPG
入ってみるとお客さんが座っているのはカウンターのみでしたね。お店はカウンターが12席くらい? それに小上りが2卓だったでしょうか。2階には宴会用の座席があるようです。大きなお店ではなかったです。他のお客さんは、私たちのような観光客ではなく、地元の方が多いように見受けられました。
突出しは魚のモツ。濃いめの味付け、変わった食感で、関西ではあまり食べないかも。
18.突出しは魚のモツ.JPG
メニューを紹介しましょう。決して安くはないと思うけれど、でもびっくりするほど高くはない。それにヱビス中瓶500円はサービス価格でしょう。先日行ったとある郷土料理店ではスーパードライ中瓶が700円でした。

ちなみに私たちは2人で1万円に届きませんでした。もっとも私は次に控える富山ブラックのために多少セーブした側面はありましたが。
19.飲み物メニュー.JPG
20.メニュー(1).JPG
21.メニュー(2).JPG
22.メニュー(3).JPG
これらの定番に加えて冬の季節メニューがあります。
23.冬Ver.JPG
香箱蟹、食べたかったけどね。残念ながらすでにシーズン終了でした[もうやだ~(悲しい顔)]

気を取り直して、さあ行くぞ[exclamation×2]
まずはバイ貝を煮たヤツ(小梅貝煮)。つまようじで引っ張り出して食べると磯の香りがしてうまうま[るんるん] 特にキモが美味。
24.バイ貝を煮たヤツ.JPG
桶に乗ったきときと(富山の言葉で「新鮮」の意)のお刺し身は2人前。
25.お刺し身2人前「小桶」.JPG
これは逆側から[カメラ] 白いのはタコです。歯応え抜群[exclamation]
26.「きときと」です.JPG

すべてが旨し。特にぶりは天然モノでとろっとろ[exclamation×2] 頬が落ちそうになるくらいの美味さなり[るんるん] 
その後2階に団体さんが入り、板さんはフル回転です。お刺し身のサクがどんどん小さくなる(笑)
27.板さんフル回転.JPG
28.「サク」が新鮮そうだ.JPG
こっちも料理のタイミングを見て、なるべく切れないように注文。

これは見た目以上に美味しかった、熱々ホクホクの蟹と蓮根のすり身揚げ
29.絶品「蟹と蓮根のすり身揚げ」.JPG
蟹と蓮根の甘みがぶわ~っときてビールが進むすすむ。何しろデフォでヱビスですし、本当に幸せな時間を堪能中。今思い出しても・・・・[揺れるハート][揺れるハート][揺れるハート]

ただ次が・・・・妻が頼んだ納豆と岩のりのグラタン。いや、グラタンと岩のりはともかく、これに納豆か・・・・最近は食べられるようになったとはいえ、これは私にはキツイ。キツすぎる・・・・[ちっ(怒った顔)]
31.納豆岩のりグラタン.JPG
32.俺に喰わせるんじゃねえ.JPG
妻に「俺は要らん」と言ったけど、「ひとりじゃ無理、食べきられへん」と言われて仕方なく食べましたよっ[むかっ(怒り)] (ひとりで無理なら頼まんといてくれ[パンチ]

この頃には冷酒を頼んでいます。これは千代鶴の純米吟醸。うまいね~[ぴかぴか(新しい)]
30.千代鶴・純米吟醸.JPG
そして、私の本日のメイン料理です。これも今回の旅のマストのひとつ、ぶりしゃぶ~[るんるん][るんるん][るんるん]
34.これを食べるために富山に足を延ばしたんだ.JPG
35.ぶりしゃぶ~!.JPG
これを食べるためにわざわざ富山まで足を運んだのだ(北陸新幹線に乗りたかったのものあるけど)。
何とも華やかな鰤の切り身。案外薄切りなのね。でもその分、鮮やかにお皿の上で映えています[ぴかぴか(新しい)]
36.何とも鮮やか.JPG
これに合わせたのが天狗舞の山廃純米。黄色く色づいたお酒は芳醇な香り。ぶりしゃぶによく合います。いや、この際日本酒なら何でも合うか(笑)
37天狗舞・山廃純米..JPG
お湯の中を2~3回くぐらせた生まれて初めてのぶりしゃぶは、とろけるような味わいでした[揺れるハート] もう少し食べたかったけど、これくらいにしておいた方がよかったのかもしれません。
38.さあ行くぜ.JPG
39.とろけるような味わい・・・.JPG
いや~、おいしかった。本当に美味しかった。満足です。富山に来た際はぜひまた来たいと思います。ごちそうさまでした。

さて翌朝。富山での宿泊は、駅の真正面にあるα-1富山駅前でした。徒歩すぐ。

48.富山での泊りは駅前のα1.jpg
ここのデラックスツインに泊まりました。シングルを2部屋繋いで成立させたこのツインルームは思ったより広く、結構快適でしたね。そしてこのホテルには大浴場がある。実は大浴場の有無でホテルを決めたのですが、これは正解でした。やっぱり足を延ばしてくつろげる大浴場は、たとえ温泉ではなくても、その価値は十分あると思います。

ここは無料バイキングの朝食付き。
49.朝は無料バイキング.JPG
私がいただいたのはこれ。
50.黒とろろおにぎりが美味.JPG
ちなみに手前の丸いオレンジ色は富山名物のますの寿司(のおにぎりバージョン)。これのみ個数限定なのはそれだけ人気があるのでしょう。私たちが朝食を食べているその最中になくなってしまいました。食べられた私はラッキーでした(笑) でも、黒とろろのおにぎりもなかなかイケましたよ。
このとき窓の外はすんごい雪でしたが、その後1時間ほどで止み、私たちが駅に向かって歩き始める頃には青空が見えていました。前後しますが、この後いったん金沢に戻り、能登半島方面に移動します。
51.すんごい雪も発つ頃にはOK.JPG

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