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その6.陶磁器の街、有田でお買い物とランチ [九州3泊4日の旅]

国道を南下すること約1時間半。途中伊万里の道の駅なんぞで休憩をとりつつ、有田へは11時過ぎに到着しました。
1.磁器の街、有田到着.jpg
有田と言っても狭いようで広い。どこへ行けばいいんだろうと迷いつつ、途中の道路でやたらと幟の上がっていたアリタセラという所に向かうことに。ちなみに私たちが訪問したしばらくあとに、茶わん供養を兼ねた「茶わん祭り」があるのだそうで、その宣伝の幟でした。

有田で何か買い物を、とは考えていたもののお店については現地で決めるつもりでいましたので、まあええか、といった感じで。
2.アリタセラへ.jpg


でも、結果的にこれが吉と出たのはよかった?

約2万坪の敷地にあるというアリタセラには、これだけのお店があります(私たちの訪問時には22店舗)。
3.これだけのお店が.jpg
お買得の陶磁器から超の字のつく高級品、先鋭的なものまで、多種多様、様々な陶磁器が並びます。
(写真も、いちいち撮っていたらキリがない[ふらふら]
4.すんごい.jpg
5.どう扱う?.jpg
こんな、おそらくは万をはるかに超えるであろう怒涛の陶磁器ラッシュの中からどうやって自分たちの一品を選び出すのか? そこに介在するものはもはや「勘」しなないでしょう。

ここで妻の「勘」が発揮されました。妻がピンときて入店したのは、「KIHARA(キハラ)」さん。
http://e-kihara.co.jp/
6.キハラさん.jpg


結果的に、“購入するため”に入店したのはここだけでした。

購入したのは夫婦茶わん
展示されている素敵なお茶碗の中から候補をふたつにまで絞り込み、どちらを買うかさんざん悩んだ結果、よっしゃ、こっちにしようと購入したのは・・・・
7.どっちを.jpg
8.買うか?.jpg

(答えは一番下で。皆さんはどちらを選びますか?)

昼食は、私はちゃんぽんを食べたかったのですが、前日に博多でラーメンを食べたこともあったので麺類は避け、妻のために以前から目を付けていたギャラリー有田さんへ。
https://gallery-arita.co.jp/
9.昼食はギャラリー有田さん.jpg
10.プロムナード.jpg
ここは有田焼を販売するともにランチも食べられるというお店。国道34号線沿いにあります。基本はカフェのようですがディナーもOKです。コーヒー類を頼めば、店に展示されている2,000客以上あるカップの中から自分で選んだカップを使うことができます。(私たちは飲みませんでしたが)
18.頼めば食後これでコーヒーが飲める.jpg
お店の前にはド派手な宣伝カーのミニが。
11..店の前のクルマ(1).jpg
12.ななめ後方から.jpg

店内には有田焼が並びます。妻に言わせると、ちょっとお高め。同じようなものでも、アリタセラの方がお手頃だったようです。もっとも当方の目利きなんぞたかが知れたものですが(^^;
13.有田焼の磁器が並びます.jpg

ファンには垂涎モノでしょう、キティちゃんの有田焼。値札がなかったので何とも言えませんが、買えば相当なお値段なんだろうな~と予想はされます。
14.キティちゃんの焼き物.jpg
15.ファン垂涎なんだろう.jpg

店内にはお待ちの前客が十数人が並んでおり、私たちも30分くらいは待ちました。

タンブラーや調味料入れ、
16.タンブラーや調味料入れも有田焼.jpg

トイレの洗面台もすべて有田焼。
17.トイレの洗面台ももちろん.jpg

で、頼んだのはありたどり塩唐揚げ膳
揚げたての唐揚げはとってもおいしく、ビールが欲しくなりました。
19.ありたどり塩唐揚げ膳.jpg
20.ビールが欲しかった.jpg

小鉢類は彩りも味わいも豊かで、左上の有田名産ごどうふがなかなか。福井でよく買う団助の胡麻豆腐に似た感じでした。お味噌汁はもちろん麦味噌。
21.小鉢。右上がごどうふ.JPG

昼食後、雨が降り始めた有田を背にR35を東へ。武雄北方ICで長崎自動車道に乗り、一路大分自動車道・日田ICへ。次の目的地に向かいます。そこでは今回の旅のメインイベントのひとつが。

どちらの茶碗を選んだかの答え→→→上の画像のお茶碗でした。見た目以上に大きくて、結構なご飯を盛ることができましたよ。食べ過ぎ注意、です(^o^)

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遠霞(とおがすみ)

有田焼の窯元とか、かつての生産地なんぞにも行ってみたいのですが、随分前からの課題のままになっています。九州旅を計画して、こうした課題をクリアしようかなとも考えていますが、さてどうしたもんやら。
購入されたお茶碗、なかなかいい色合いですね。大きくて食べ過ぎ注意には、、、困りもんですが(笑)
by 遠霞(とおがすみ) (2019-01-16 12:00) 

ヒロ

遠霞さん
本当は有田でもっと時間を取って窯元などを見学したかったのですが、あれもこれもと欲ばり過ぎた結果、茶碗の購入とランチでタイムアウトでした。宿でゆっくり出立して次の宿に早めに入るという計画ではそもそも無理がありますよね。
有田でランチの後は次の宿に向かいます。
by ヒロ (2019-01-16 20:35) 

きいちゃん

本当に駆け足ですね。でもこういう旅も記憶に残っていいかもしれません。お仕着せの旅やましてや仕事の旅などに比べれば。

有田に立ち寄ると最近はチャイナオンザパークで深川製磁のアウトレット品を買うだけになってしまっていましたが、久しぶりに美術館や窯元を巡りたくなりました。有田の近くの波佐見や大川内山、少し離れますが、小鹿田など九州には落ち着いた焼き物の里があってよかです。

昨年末は九州の後、恒例になりつつある山陰に行って来ました。
それこそ接待ゴルフ旅行で泊まったきりだった皆生に一泊。ようやく皆生のお湯にゆっくり入れました。
翌日は松江の皆美館、先日アメリカでの2018日本庭園ランキングでお庭が3位にランクされました。小さいけれど、よいお庭でした。皆美館といえば、大阪梅田に鯛めしのお店を出していたと思ったのですが、聞いたら何年か前に閉めたそうです。それはともかく、いい意味で期待を裏切られた宿でした。
松江で時間があり、一通り観光もしていると思っていたので、暇をどう潰そうかと思っていたのですが、行き当たりばったりで行った島根県立美術館がとてもよくて、散策した古い街も静かに落ち着いていていい町だと思いました。宿で出していたお酒2銘柄の蔵元が宿のすぐ近くの町中にあったのは少し驚きでした。ノーアイデアで巡る旅も楽しいものでした。
by きいちゃん (2019-01-17 20:51) 

船山史家

ずいぶん小鉢の品数が多い御前ですね。
そうそう。唐揚げはこうでなくちゃ。鶏肉が鎧を纏ったようなゴツゴツ、ゴワゴワした衣の唐揚げは苦手です。
by 船山史家 (2019-01-18 18:58) 

pooh

こんにちは(^_^)
有田は色々なお店が点在していますので、お店が集中しているアリタセラは便利ですよね。選ばれたお茶碗はデザインがよくて、使いやすそうですね!目移りされる中から、お気に入りを絞るのはたいへんですが、お土産選びも旅の楽しみだと思います。
ギャラリー有田さんの前もよく通過します。色よく揚がったありた鶏、ぷるんとした食感の呉どうふも美味しそうです。器好きな友人を誘って食事に出かけたいと思います(*^_^*)
by pooh (2019-01-20 10:50) 

ヒロ

きいちゃん
有田では本当は窯元とか行きたかったのですが、結局買い物とランチだけで終わってしまいました。まあ仕方ありません。

史家さん
鶏はモモ肉でした。やっぱ鶏の唐揚げはモモ肉でなけりゃなりません。美味かったですよ。ビールがあれば尚よかったんですが(笑)

poohさん
アリタセラは典型的な行き当たりばったりだったのですが、当たりでした(シャレじゃないです^^)。いいお茶碗が買えました。poohさんとお会いする5~6時間前のできごとです。
ギャラリー有田は、食後にコーヒーなどを注文すれば、自分の好きな器が選べて、それで飲むサービスがあります。器好きのご友人なら喜ばれるかも♪
by ヒロ (2019-01-21 18:04) 

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