その2.マリンピア呼子で七ツ釜への遊覧船に乗る

初日の続きです。
ラーメンを食べた後、レンタカーの手続きをして西へ向かいます。
福岡市内の渋滞を何とか乗り切り、約2時間で佐賀県唐津市呼子に到着。
クルマを無料の朝市通り駐車場に停め、ぶらぶらと散歩がてらマリンパル呼子へ。
（マリンパル呼子の近くにも駐車場はあるのですが、こちらは市営のため有料）


途中の船着き場には、イカ釣り漁船が多数係留されていました。イカ釣り漁船は夜に海に出て操業し、朝帰ってくるのだそうです。だから船には灯りを灯す電球が連なっています。

そうこうしているうちに数分でマリンパル呼子の遊覧船乗り場に到着。


乗るのは初めから遊覧船のイカ丸に決めていました。七ツ釜とやらを海から見てみたかったからです。
ところがこれが、とんでもない“遊覧”船だった

帰ってきたイカ丸。洗車ならぬ「洗船」をしています。････ここで不気味な予感。何で船を洗う必要がある？

その答えは、出船して数分で判明しました。

港内はともかく、一旦外へ出たらそこは荒波吹き荒ぶ玄界灘。しかも船は遊覧船とは思えぬほどスピードを出している。
波頭を砕く
そんな感じで荒波の海を疾走するのです。その証拠がこの写真

波を越えて船首が上がった次の瞬間、次の波が船底を打つのですよ。またその音がド～ン！と聞こえる。下手なジェットコースター波に、いや並みにスリルがありました。
「これで遊覧船かよ～」という声が聞こえてくるくらいに凄かった

これは前方（進行方向）のガラス面です。飛沫がついているのがわかるでしょ。普通、遊覧船だとこんなもんはつきませんって。

海上の疾走は10分足らず続き、七ツ釜に着きました。



もう、お見事しか言いようのない柱状節理（←クリックどうぞ）

穴のひとつに入っていきます。

波が強いため長時間の入洞は不可能とのことでしたが、その造形の不思議さは十分に堪能できました。
そういえばアイルランドではこれのすんごい大きい版に行ってきましたね（ジャイアント・コーズウェイ）

七ツ釜に別れを告げて、さあ、また玄界灘の荒波に突撃です。帰途は追い風だったためか、波が船底を叩く衝撃は少しマシだったように思います。

この中央のイカの絵の描かれた背の高い建物、これは私の記憶に間違いがなければ「船舶用の氷の自動販売機」です。漁には大量の氷が必要になるので、と見たことがあります。

翌朝のイカ丸。後方は目と足をあしらっていたのですね。あらためて知りました。ハードな“遊覧”、お疲れさまでした。

コメント 2

おはようございます。
柱状節理、、、個人的にはそんなに好きな光景じゃないのですが、この規模は迫力ありますね。このあとは烏賊を堪能なさるのでしょうか？その記事が楽しみ・・

poohさん
前記事ですが、お声かけいただき、ありがとうございます。ブログはいつも拝見させていただいています。九州にも行きたいなあと思いつつ、いつも参考にさせて（旅の妄想？）いただいています。
by 遠霞（とおがすみ） (2018-12-24 08:53) 

遠霞さん
はい、この次の次くらいにイカの紹介なんぞをさせていただこうかな、と････♪　そのために呼子に行ったようなものですからね。
by ヒロ (2018-12-25 21:57)